大潮は、月の引力が最も強くなる時期で、潮の満ち引きが大きくなる日を指します。この現象は自然界だけでなく、私たちの心や体にも影響を与えると東洋医学では考えます。特に、水分代謝や感情のバランスに注目することが大切です。今回は、大潮の時期に注意すべきポイントや、心身を整えるためにやると良いことをご紹介します。
1. 体内の「水」のバランスを整える
東洋医学では、私たちの体は
「気」「血」「水」
の3つが調和することで健康が保たれると考えます。
大潮の日は、月の引力により水分が揺さぶられ、むくみやだるさを感じやすくなることがあります。
①水分を控えめにする
一度に大量の水を飲むより、少量ずつこまめに取るのがポイントです。飲み過ぎはむくみや消化不良の原因になります。
②利尿作用のある食べ物を食べる
大根、きゅうり、夏はスイカなど、体の余分な水分を排出してくれる食材を食事に取り入れましょう。
2. 感情の変化に注意する
大潮の日はエネルギーが高まりやすく、感情の起伏が大きくなると言われています。イライラしやすかったり、不安を感じやすい時期でもあります。このような心の変化にも配慮しましょう。
①呼吸法で気持ちを落ち着ける
感情が揺れると「気」の流れが乱れるため、深呼吸で整えます。ゆっくり吸い、ゆっくり吐くことでリラックス効果が高まります。
②瞑想や内省の時間を作る
感情が乱れていると感じたら、静かな場所で目を閉じて数分間心を落ち着けましょう。「今日は穏やかに過ごす」と心の中で言葉にするのも効果的です。
3. 「腎」をケアしてエネルギーを蓄える
東洋医学では、腎(じん)が体内の水分や生命力の源を管理する大切な臓器とされています。大潮の日は腎の働きをサポートすることで、余分な疲れや水分バランスの乱れを防ぐことができます。
①温める
腎は冷えに弱いため、お腹や腰回りを温めるのがおすすめです。腹巻きやお灸を活用すると効果的です。
②塩分を控える
塩分を取りすぎると腎の負担が増えます。この日は薄味の食事を意識しましょう。
4. 軽い運動で「気」と「水」を巡らせる
運動を取り入れると、体内の「気」と「水」の巡りが良くなり、むくみやだるさを解消できます。ただし、ハードな運動は疲労につながるため、大潮の日には軽めの運動がおすすめです。
①ウォーキングやヨガ
ゆっくり体を動かし、気持ち良い汗を流しましょう。ヨガやストレッチも体内の巡りを整えるのに最適です。
②簡単なマッサージ
足の裏やふくらはぎを軽く揉むと、余分な水分を排出する効果があります。
5. 自然と調和する
大潮の日は自然のエネルギーを感じ取りやすい時期です。このエネルギーを上手に活用するため、自然と調和する時間を作りましょう。
①外を散歩する
水辺や緑の多い場所をゆっくり歩きながら、深呼吸をして自然のリズムを感じ取ります。
②自然を意識して過ごす
たとえば、水を飲むときに「自然の恵みをいただいている」と感謝したり、食材を意識して丁寧に料理することで、自然のエネルギーを感じ取ることができます。
6. 入浴で体をリセット
大潮の日は、湯船にゆっくり浸かることで心身を整える効果が期待できます。入浴には血流促進とリラックス効果があり、水分バランスの調整にも役立ちます。
①ぬるめのお湯に長めに浸かる
38~40度のぬるめのお湯でリラックスすると、疲れやストレスが和らぎます。
②アロマや塩を活用する
アロマオイルやバスソルトを入れるとより一層効果的です。特に天然塩は浄化作用があり、体も気分もリフレッシュします。
【まとめ】
大潮は自然界のエネルギーが大きく動く特別な時期です。このタイミングで心と体のバランスを整えることで、リズムを安定させ、健やかな毎日を送ることができます。水分の管理や心のケアを意識して、大潮の日を上手に活用してみてくださいね。
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