石灰化沈着炎

最近、寒暖差が激しくて体温の調節が難しいですよね。

日中は暖かいのに夜は寒いから風邪を引く方も多いのではないでしょうか?

季節の変わり目は環体調を崩しやすいですから、皆さん気をつけて下さいね。

 

今回は石灰化沈着炎という肩関節の疾患についてお話していきます。

最近、患者さんでなってしまった方がいて、リハビリをしているのですが、急性期はかなり症状が強くて夜も眠れなかったそうです。

4.50肩に比べると発生する頻度は少ないですが、この仕事に携わってから割と多くの症例があったので、油断できない疾患です。

 

症状

夜間に突然生じる激烈な肩関節の疼痛で始まる事が多いです。

痛みで睡眠が妨げられ、関節を動かすことが出来なくなります。

発症後1~4週、強い症状を呈する急性型、中等度の症状が1~6ヵ月続く亜急性型、運動時痛などが6ヵ月以上続く慢性型があります。

慢性型だとかなり長丁場になってしまうので、メンタルがやられてしまう方もいるので、心のケアも大切になってきます。

原因と病態

40~50歳代の女性に多くみられます。

もちろん男性にも発症しますが、統計的に女性の方が多いとの報告があがっています。

肩腱板内に沈着したリン酸カルシウム結晶によって急性の炎症が生じる事によって起こる肩の疼痛・運動制限です。

この石灰は、最初は濃厚なミルク状で、時がたつにつれ、練り歯磨き状石膏(せっこう)状へと硬く変化していきます。

石灰が、どんどん溜まって膨らんでくると痛みが増してきます。

そして、腱板から滑液包内に破れ出る時に激痛となります。

想像しただけで寒気が走りますね。

目に見えない部分なだけに、知らずのうちに症状が進行しているなんてケースもよくあります。

 

診断

圧痛の部位や動きの状態などをみて診断します。

肩関節の関節包や滑液包(肩峰下滑液包を含む)の炎症であるいわゆる五十肩(肩関節周囲炎)の症状とよく似ており、X線(レントゲン)撮影によって腱板部分に石灰沈着の所見を確認する事によって診断します。

石灰沈着の位置や大きさを調べるためにCT検査や超音波検査なども行なわれます。
腱板断裂の合併の診断にMRIも用いられます。

整骨院ではそういった設備がないので、一回病院で検査してもらった後で、リハビリに来てもらっています。

 

予防と治療

・保存療法

急性例では、激痛を早く取るために、腱板に針を刺して沈着した石灰を破り、ミルク状の石灰を吸引する方法がよく行われています。

三角巾・アームスリングなどで安静を計り、消炎鎮痛剤の内服、水溶性副腎皮質ホルモンと局所麻酔剤の滑液包内注射などが有効です。

ほとんどの場合、保存療法で軽快しますが、亜急性型、慢性型では、石灰沈着が石膏状に固くなり、時々強い痛みが再発することもあります。

硬く膨らんだ石灰が肩の運動時に周囲と接触し、炎症が消失せず痛みが続くことがあります。

・観血療法

痛みが強く、肩の運動に支障があると、手術で摘出することもあります。

 

 

※疼痛がとれたら、温熱療法(ホットパック、入浴など)運動療法(拘縮予防や筋肉の強化)などのリハビリを行います。

うちのような整骨院ではこの部分を専門にして治療をしています。

もし、症状に変化が起きて病院にかかったほうがいいケースになった時は、連携して橋渡しできますのでご安心くださいね。

 

長々と説明してきましたが、石灰化沈着炎は身近な疾患の一つです。

日頃から肩を動かす運動をして、筋肉や靭帯、関節などが硬くならないように意識していくことが肝要になってきます。

 

水泳などの全身運動は肩だけでなく、他の部分も効率よく動かすことができるのでおすすめですよ!

 

 

ゆるり整体整骨院 六本木

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