梅雨のだるさ、実は湿気を食べているような状態かも!?

梅雨のだるさ・むくみは「湿邪」が原因?東洋医学がおすすめする食材4選で体の中から整えよう

梅雨になると「朝から体が重い」「足がむくむ」「疲れが取れない」「食欲がない」「頭がぼんやりする」と感じる方が増えてきます。「年齢のせいだから仕方ない」「天気が悪いから我慢するしかない」と思っていませんか。

実は東洋医学では、梅雨の時期に起こるこうした不調には「湿邪(しつじゃ)」という考え方があります。湿邪とは、湿気によって体のバランスが崩れ、不調を引き起こす原因となるものです。

現代医学でも、気圧の変化や高湿度による自律神経の乱れ、血液やリンパの流れの低下、胃腸機能の低下などが梅雨の体調不良に関係すると考えられています。東洋医学では、それらを「湿邪」という視点から捉え、食事や生活習慣、体の巡りを整えることで改善を目指します。

湿邪には大きな特徴があります。それは「重い」「停滞する」「粘り気がある」という性質です。そのため体の中に余分な水分が溜まると、まるで濡れたスポンジを抱えて生活しているような状態になります。体が重く感じたり、足がむくんだり、頭がすっきりしなかったり、関節が痛くなったりするのもそのためです。

さらに湿邪は胃腸を弱らせる性質があります。東洋医学では胃腸は「脾(ひ)」という働きが担当していると考えます。脾は食べ物から栄養を吸収し、全身へ運び、水分代謝を調整する大切な役割があります。しかし湿気が多くなると、この働きが低下し、水分をうまく処理できなくなります。その結果、体内に余分な水分が残り、むくみやだるさ、食欲不振、下痢、軟便などが起こりやすくなるのです。

だからこそ梅雨の時期は、食事で体を整えることがとても重要になります。

まずおすすめしたいのが生姜です。

生姜は体を温め、血流を促し、胃腸の働きを助ける代表的な食材です。冷たい飲み物やエアコンによる冷えが重なる梅雨は、体の中も意外と冷えています。生姜を料理やスープ、味噌汁に加えるだけでも体が温まり、巡りが良くなります。朝に生姜入りのお味噌汁を飲く習慣は、胃腸を優しく目覚めさせるのでおすすめです。

次におすすめなのが大葉です。

大葉には気の巡りを整える働きがあるとされ、ストレスや気分の落ち込み、食欲不振の改善にも役立つと考えられています。梅雨は気圧の変化によって自律神経が乱れやすく、気分まで落ち込みがちになります。そんな時は大葉を冷奴やサラダ、そうめん、焼き魚などに添えるだけでも香りが食欲を刺激し、胃腸を元気にしてくれます。

三つ目は、はと麦です。

東洋医学では、はと麦は余分な水分を排出する代表的な食材として昔から利用されてきました。むくみが気になる方や、体が重く感じる方には特におすすめです。最近では、はと麦入りご飯やお茶としても手軽に取り入れることができます。毎日少しずつ続けることで、体の水分代謝をサポートしてくれます。

四つ目は小豆です。

小豆も昔から「水をさばく食材」として親しまれてきました。利尿作用が期待でき、余分な水分を体の外へ排出する働きがあると考えられています。甘いあんこだけではなく、小豆ご飯や小豆スープ、砂糖を控えた煮小豆などにすると健康的に取り入れることができます。

この4つの食材はどれか一つだけ食べればよいというものではありません。普段の食事に少しずつ取り入れることで、梅雨に負けない体づくりにつながります。

反対に、梅雨の時期は控えたい食べ物もあります。

冷たい飲み物やアイスクリーム、生野菜ばかりの食事、甘いお菓子、脂っこい料理は胃腸をさらに弱らせ、湿邪をため込みやすくすると考えられています。暑いからといって冷たいものばかり摂ると、一時的には気持ち良くても、その後だるさや胃もたれにつながることがあります。

おすすめなのは、温かいスープや味噌汁、蒸し料理、煮物など消化に優しい食事です。体を温めながら胃腸をいたわることで、水分代謝も改善しやすくなります。

また、食事だけではなく生活習慣も大切です。

適度な運動やストレッチ、湯船にゆっくり浸かることも湿邪対策になります。汗をかくことで余分な水分を排出し、血流が良くなるため、自律神経も整いやすくなります。ウォーキングを20分程度行うだけでも巡りは変わってきます。

睡眠不足も自律神経を乱す原因です。夜更かしを続けると胃腸の働きも低下し、湿邪の影響を受けやすくなります。できるだけ決まった時間に眠り、体をしっかり休ませることも忘れないでください。

整体を受けることも梅雨の不調改善には役立ちます。体の歪みや筋肉の緊張を整えることで血流やリンパの流れが改善し、自律神経が整いやすくなります。東洋医学では「流れ」がとても大切です。血液だけではなく、気や水の巡りを良くすることが健康につながると考えています。

梅雨は毎年やってきます。しかし、毎年同じように不調になる必要はありません。季節に合わせて体を整えることが東洋医学の大きな考え方です。自然が変化すれば、人の体も変化します。その変化に合わせて生活や食事を見直すことで、不調を予防することができます。

「なんとなく体調が悪い」と感じるサインを見逃さず、毎日の食事から体をいたわってみてください。生姜、大葉、はと麦、小豆は、どれも今日から取り入れられる身近な食材です。小さな積み重ねが、梅雨を元気に過ごす大きな力になります。

ゆるり整体整骨院六本木では、東洋医学の考えを取り入れながら、お一人おひとりのお身体の状態に合わせた施術を行っています。梅雨になると毎年つらい症状で悩んでいる方、自律神経の乱れやむくみ、だるさが続いている方は、一人で我慢せずお気軽にご相談ください。季節に合わせた体づくりを一緒に行い、梅雨でも軽やかに過ごせる身体を目指していきましょう。

 

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