「鼠径部痛症候群」サッカー選手の職業病

 

今年はブログを楽しむぞー!!

はい。六本木ゆるりの福田です。

今回はこれ!

【鼠径部痛症候群】

皆さんは聞いた事がありますか?

おそらく学生時代にサッカーをされていた方達、

そう、若かりし日々に、国立競技場 という夢の舞台を追いかけ、

青春という甘酸っぱいスクールラブはとりあえずそっちのけで

部活動で流した汗の事を青春と呼んでいた硬派なスポーツ男児だった方達でしたら

耳にしたことがあるかと思います。

自分自身がなってしまったり、チームメイトが患ってしまったり。。。

まぁ、青春という言葉に異常に皮肉な反応を示してしまいましたが、

話しを戻しましょう。

【鼠径部痛症候群】

これねー 別名があるんですよ。

 

「グロインペイン症候群。」

 

グロインは英語で鼠径部を意味する。

 

と、その前に鼠径部ってどこか分かりますか?

意外と鼠径部の位置を分かっている方が少ない気がします。、

鼠径部とは脚の付け根のことです。

もっとわかりやすく言うと、ルーマニアの体操選手「コマネチ」さんの影響で

生まれたギャグ、コマネチ!の手を動かしている部分ですね。

ゆるり のスタッフ アンカさんもルーマニア出身なので良く患者さんとコマネチのお話をしています。笑

 

そうです。

グロインペイン症候群とは、サッカー選手に多いとされる股関節の付け根の怪我です。

症候群とは、一つの根本的な原因から生じる身体症状や精神症状のことです。

あまり詳しく解明されていないものの事を言ったりもします。

グロインペイン症候群もその一つです。

「足の付け根」「股関節」「股間の上」「お腹から足の付け根」とアバウトな訴えが多いのもグロインペインの特徴です。。グロインペインを少し詳しくすると

 

・恥骨結合炎

・内転筋腱障害

・腸腰筋の機能障害

・鼠蹊管後壁欠損

・外腹斜筋腱膜損傷 など

 

かなり沢山の事が原因になっている事が多いです。

 

サッカー選手にはとにかく多く

 

中田英寿 選手や

中村俊介 選手。

 

海外でいうと ジダン選手なんかも悩まされたみたいですね。

 

体幹から下肢の可動性や安定性、協調性が何らかの原因で失われ、股関節や骨盤周囲が機能しなくなり鼠径部周辺に様々な痛みを引き起こします。

 

なので、治療としては

全身の協調性を高めていく。それがメインになってきます。

 

背部、腰部、股関節内転筋、ハムストリングや大腿四頭筋のストレッチやマッサージで筋肉を硬さをゆるめ、柔軟性を高めていきます。

その後、股関節の外転筋や伸展筋、腹筋や背筋など体幹筋の強化に努め、筋肉の連動性をだしていきます。

私が学生のころなんかは、クロスモーション。というリハビリを良くやってたなー。。。

ちなみに私も高校生の頃コレに悩まされています。笑

当時は「なんでこんなダサいリハビリを・・・」

とか思っていましたが、今となってはとても大事だったんだな。

と痛感しています。

皆さん、運動は大事ですが、

運動前のウオーミングアップの方がとても大事なんですよー

運動前後はしっかり、ストレッチなどして、おカラダを労わってあげてくださいね。

 

P.S, 最近ティップネスはじめました。皆さんには負けないですよ!

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