足のしびれ・灼熱感…それ、モートン病症状・原因・治療法を解説!

今回は、モートン病という疾患についてお話していきます。

 

このモートン病、個人差はありますが、第3-4足趾指間(第3趾と4趾の向かい合う側)の痺れ痛み灼熱痛などの多彩な神経症状が出現します。

前足部足底の小さな有痛性の腫瘤を主訴に来院することもあります。

障害部位は、第2-3、4-5足指間のこともあり、痛みは強いことも少なくなく、時には下腿まで及ぶことがあります。

考えるだけで痛そうで鳥肌が立ちそうになりますね(笑)。

原因としましては、中腰での作業やハイヒールの常用などで足指の付け根の関節(MP関節:中足趾節関節)でつま先立ちをすることによって、足指に行く神経が中足骨間部を連結する靭帯(深横中足靭帯)のすぐ足底部を通過する為、この靭帯と地面の間で圧迫される神経障害です。

圧迫部の近くには仮性神経腫といわれる有痛性の神経腫が形成されます。

発症しやすい世代としましては、中年以降の女性に多いといわれています。

 

もちろん、足の指に負担がかかるような姿勢をとっていたり、日常生活の中で足の指にストレスがかかるような使い方ををしている人がいたら、男性・女性問わず発症するので注意が必要です!

 

では、どのように診断していくのかといいますと、障害神経の足指間に感覚障害があるわけですが、中足骨頭間足底に腫瘤と同部のチネルサイン(神経障害部を打診器で叩くとその支配領域に痛みが放散)があれば診断は確定できます。

 

また足指を背屈するか、つま先立ちをすると痛みが強くなるのも特徴の一つです。

 

より診断を精密に進めていく場合には、レントゲン・筋電図・MRI・超音波などの検査をしていくのが一般的な流れになります。

整骨院では、レントゲンなどの画像診断は出来ませんので、打診器による鑑別診断や動作時の痛みや制限などを診て、疾患があるかどうか見極めています。

 

 

治療としましては、足底挿板などを用いた保存的治療が一般的です。

3ヵ月ほど様子を見て症状が回復しないものでは手術が必要になることもあります。

保存的療法

局所の安静(作業肢位ハイヒールの禁止)、薬剤内服、足底挿板、運動療法、ブロック注射など。

手術療法

神経剥離、神経腫摘出、深横中足靱帯の切離等の手術が行われます。

手術の場合は整形外科での治療になりますので、もし症状が強いようでしたら、整骨院ではなく最寄りのお医者さんにかかられるのをオススメします!

長々と書いてまいりましたが、どんな疾患でも早期に発見することが大切になってきます。

モートン病の痛みから解放された!実際の患者さんの体験談

こんにちは!今回は、当院に通われていた患者さんの【モートン病】に関するリアルな体験談をご紹介します。

「最初はただの足裏の疲れかと思っていました」

50代の女性・Yさんは、事務職で一日中デスクワークをされている方。趣味はウォーキングで、毎日5,000歩以上歩くのが日課とのことでした。

ある日、「右足の指の付け根あたりがジンジンと痺れるようになってきた」とのことで来院。特に第3~4趾の間に灼熱感があり、歩くときにズキンとした痛みを感じていたそうです。最初は「靴のせいかな?」「ヒールのせいかな?」と軽く考えていたそうですが、次第に「靴を履いて歩くのがつらい」「じっとしていても違和感がある」と症状が悪化していきました。

「診てもらってホッとしました」

診察の結果、モートン病の可能性が高く、足底の靭帯と神経の圧迫が原因であると判明。まずはハイヒールをやめ、幅広でクッション性のある靴に変更してもらいました。加えて、足底のアーチをサポートするインソール、マッサージ、微弱電流、足底筋のストレッチを中心とした保存療法をスタート。

数回の施術で痛みが緩和し、「歩くのが怖くなくなった!」とYさんは笑顔でおっしゃっていました。

「もっと早く相談すればよかった」

「まさかこの違和感が“病気”とは思っていなかった」とのこと。Yさんのように、“ちょっとした足の痛み”が神経のトラブルにつながっているケースは少なくありません。モートン病は、早期に対応すれば改善が見込める疾患です。

 

「まだ大丈夫」は危険なので自己判断せずに気をつけていきましょう!

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