遅発性筋肉痛

 

こんにちは。ゆるり整体整骨院 六本木 の福田です。

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皆さん、最近運動していますか?

私は最近実はあまり運動出来ていないです。。。

ダメダメですね~(+_+)

新年に入って、六本木ゆるりの近くのフィットネスジム

ティップネスに入会したのですが、2月に入ってまだ1度も行けていないです。。。

来週こそ行こう!と思っています。

おそらく、もれなく次の日は筋肉痛が激しくきそうですが(-。-)

 

運動後の翌日などに襲ってくる痛みを一般的に筋肉痛というと通じますが、正式には『遅発性筋肉痛』と言います。

 

筋肉痛だけだと医学的に何個かに分類され

 

①筋断裂や筋挫傷などで生じる痛み(肉離れなどですね)

②筋肉の張りや凝り(疲れや倦怠感)

③運動後数時間してから出現し、遅くても1週間程度で自然に消失する痛み(遅発性筋肉痛)

 

などが代表的なモノですね。

 

本日は③の遅発性筋肉痛について探っていきます。

 

遅発性筋肉痛。英語表記だと「Delayed Onset Muscle Soreness」といい頭文字をとり『DOMS』との別名があります。(以下DOMSで記載します)

 

なぜあんな後から痛みが出てくるの?と思ったことはないでしょうか?

 

皆さん、DOMSがなぜ起きるかご存知でしょうか?

・・・

実は・・・

現在でもなぜ起きるかのメカニズムははっきり解明されていないのです。

 

しかし、仮説は存在し、現在の最有力な仮説は

『筋肉の繊維とその周りの結合組織の損傷が、損傷の回復過程において炎症を起こす事が必要であり、その炎症で発生した発痛物質が筋膜(筋肉を覆う膜)を刺激する』

という説です。

 

どういうことかというと、

運動中に発生する炎症が原因ではなく、

運動後の筋肉の修復過程で炎症が発生し、その炎症が原因でDOMSが起こる。

ということです。

 

以前までは

「運動で生じる代謝物質の乳酸が筋肉中の細い血管に長時間残存し、筋肉への酸素供給を阻害して痛みが生じる」

という乳酸説が有力でした。

 

医学はどんどん進歩していますが、皆さんとも身近な「筋肉痛」に関して詳しい事が判明していないのです。

人間のカラダは奥が深いですね。

 

よく

「筋肉痛出てきたのが2日後だったんだよ!もう歳だな~。」

なんて知人や目上の方々からお聞きします。笑

そこで!

『DOMSは年を重ねると確実に発生が遅くなるのか?』

について少しアンサーを。

簡潔に答えると

 

A.運動の種類や強度、運動で使われる筋肉の部位により異なってくるので、年齢が全てではない。

 

改めて考えていくと、歳を重ねていくと思うように体が動かなくなっていきますよね?

普段運動していなく、久々に運動する様な時は特に感じると思います。

若い頃と同じレベルでは運動は出来ないのが当然です。

なので加齢により、DOMSが遅れて出現する、というよりは

現時点での体に対する運動の強度、運動の種類、その運動で使用する筋肉部位によってDOMSの出方は変わってきます。また、痛みに関しての感受性によっても異なってきます。

 

ただ、回復過程において、細胞分裂が衰えることにより回復に時間がかかる。というのはやはり加齢が関係してくる為、回復過程で起こる炎症の発生が遅れる。となり、この部分に関しては加齢と深く関係してきますね。

 

では実際にDOMSに対しての対策はないのでしょうか?

軽くですがまとめてみました。

 

①ウォーミングアップ

重要なことは筋肉の温度を40℃以上にすること。直前に筋肉の温度を上げることはもちろん!前日に熱いお湯に浸かる事によってもDOMSの出現を抑えるのに有効だとされています。

 

②超音波治療

干渉波や極超短波の成果は不明瞭の様ですが、超音波は有効とされます。

 

③反復動作

ある程度覚えさせたパターンの運動で使われる筋群はDOMSの出現は低いとされており、日々の同じ動作の繰り返しが有効です

 

④サプリメント

アミノ酸やクエン酸のサプリメントがDOMSの軽減に関与する、という報告も上がっている様です。

 

⑤睡眠

やはり体を休める事は必要です。

 

DOMSは発生してしまうと、日頃のお仕事の作業や日常生活によっては結構辛いモノもありますよね。

防ぐためには、やはり普段からある程度運動の習慣を作っておくことが大事なのではないでしょうか(^.^)

 

私も頑張らなければ ( ^ ^ ; , ,

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