第二の心臓と下肢静脈瘤の関係性について

皆さんこんにちは!

コロナの勢いも弱まりつつあり、六本木の街にもいつもの活気が戻りつつあります!

とは言っても、まだ完全には沈静化はしておらず、感染者も残念な事に0という訳ではありません。第2波が来ると予想をしている専門家も大勢いらっしゃいます。

勢いは落ち着いてきたといっても、一人一人が今まで以上に衛生面に気をつけなければならないと私は思います。安心して今まで徹底してやってきた行動が無駄な物になってしまうからです。

安心して暮らしていけるようになる為にも健康に気を配り、病気に負けない体づくりをしていかなければなりません!

 

さて今回は、健康な体を維持するために大切な第二の心臓についてお話します。

「ん?第二の心臓ってなんだ??」「心臓って一つじゃないのかよ!!」

と突っ込みを入れたくなる方も大勢いらっしゃると思います(笑)。

 

私もこの業界に入るまでは全くもって知りませんでした(笑)。

 

そんな私が偉そうに言える立場ではないのは明らかですが、今回は温かい目で見守ってください(笑)。一生懸命説明していきますので(笑)。

 

まず心臓とは、

全身に血液を送り出すためのポンプになります。血液が血液は動脈を通って脳や腕、脚などの全身に送られ、静脈を通り心臓に戻っていきます。

 

心臓の高さと同じか、高い所に送られた血液は重力の影響で心臓に戻りやすいのですが、心臓より低い位置に送られた血液は戻りにくくなってしまいます。

 

ここで活躍するのが第二の心臓です。

筋肉の名前で言うと「下腿三頭筋(ヒラメ筋・腓腹筋)」となり、この筋肉が血液を心臓に戻すためのポンプになってくれます。この筋肉が収縮することにより下から上へと血液が送り出されます!

また、心臓と同じように下腿三頭筋の中を通る静脈の内側には逆流防止弁が備えられ、この弁によって押し上げられた血液が末梢部分に戻らない仕組みになっています。

このおかげで私たちの血液は心臓へとスムーズに帰っていくのです。

しかし、このポンプ作用に何らかの障害が生じて、上手く心臓に血液を送ることができなくなってしまうことがあります。

 

下肢静脈瘤

 

誰でも一度は耳にしたことがあるほど、なる人が多い疾患です。

これは足の血管がふくれてこぶの様になる病気のことで、原因としては静脈の弁が壊れてきちんと閉まらなくなり脚の静脈に血液が溜まることで起こります。

 

ふくらはぎのポンプ作用が正常に働かなくなってしまい、第二の心臓としての働きができなくなってしまうのです。

ふくらはぎと下肢静脈瘤は切っても切り離せない関係性ということがお分かりいただけると思います。

 

まず、下肢静脈瘤とはどんな症状かというと、ふくらはぎのだるさや痛み、脚のむくみなどです。見た目的には血管が表面に浮き出てきて、その形状によってタイプが4つに分類されます。

 

網目状静脈瘤・・・直径2~3mm以下の静脈にできるもの。

くもの巣状静脈瘤・・・網目状静脈瘤よりさらに細い、直径1mm以下の静脈
にできるもの。

側枝型静脈瘤・・・伏在静脈から枝分かれした側枝静脈にできるもの。

伏在型静脈瘤・・・いわば木の幹といえるような太い静脈にできる静脈瘤。 患者数が最も多い。

 

こんなにも種類があったなんて驚きですね。4番目の伏在型静脈瘤は患者さんの中にもなっている人がいて、すぐわかるほど血管が浮き出ています。

更に下肢静脈瘤の患者の7割女性40歳以上の方に多いのが特徴です。

長時間の立ち仕事や座りっぱなしのデスクワークなどが引き金となって起こることが多いようです。

 

現代社会では毎日のようにこの作業をこなしているので、無意識のうちに症状が進行しているなんてこともよくあります。

 

それには、普段の日常生活で予防をしたり悪化を防ぐ為に努力をしなければいけません。

 

デスクワークの方は、仕事をしながらでもつま先の上げ下げをしたり、膝の曲げ伸ばしを取り入れてみてください!

立ち仕事の方は休憩時間中に足を椅子などの高い所に乗っけて1~2時間を目安に休みましょう!

寝る時もタオルやクッションなどを足の下にいれ心臓よりも足を高く上げ寝るようにしたり、布団に寝ころんで足を高く上げブラブラと動かすのもありですね!

 

「1人じゃ運動できない!」「やる気起きない!」

なんて方も安心して下さい!

 

当院では、下肢静脈瘤の方は勿論の事、お体に不調を感じている方の症状一つ一つに合わせたリハビリメニューを組み立てますので安心して来院なさってくださいね!

 

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