外側上顆炎

皆さんこんにちは!

 

コロナの患者さんがまた徐々に増えてきましたね。

早く収束して気兼ねなく外を出歩きたいものです。

 

さて今回は、外側上顆炎についてお話します!

 

外側上顆炎(テニス肘)とは、手首に負担がかかる動作を行った時、肘の外側から前腕にかけて痛みが起こる症状のことです!

 

ラケットでボールを打つ動作を繰り返すテニスプレイヤーに多い症状であることから、通称テニス肘(テニスエルボー)と呼ばれていますが、実際にはスポーツ以外の仕事や日常の動作が原因で発症する場合も少なくありません。

症状が進行するとコップが持てないほどの強い痛みを伴うこともあり、日常生活にも大きな支障をきたすようになります。

 

テニス肘は、通常、じっとしている時にはあまり痛みがなく、「首を反ら手せる」「内外にひねる」「指を伸ばす」いうような手首を使った動作を行った時に肘の外側に痛みが起こるのが大きな特徴です。

日常生活では、「物をつかんで持ち上げる」「ドアノブを回す」「タオルを絞る」「キーボードを打つ」などの動作をしたときに強い痛みを感じます。

症状の現れ方には個人差があり、急に強い痛みが出る場合もありますが、じわじわと痛みが強くなることもあります。

腕は、日頃良く使う部分だけに一度発症するとなかなか治りにくいこともあり、症状が進行してしまうと安静にしていても肘にジンジンとした痛みが続くようになります。

 

 

 

発生のメカニズムは、肩から伸びている上腕骨下部の外側にある出っ張った部分を上腕骨外側上顆(じょうわんこつがいそくじょうか)と言います。

この外側上顆には手首を動かし、指を伸ばすための筋肉(短橈側手根伸筋、長橈側手根伸筋、総指伸筋など)が重なるように付いており、その筋肉の中の一つである「短橈側手根伸筋」という筋肉の付け根である腱に炎症が起きたものがテニス肘です。

腕を酷使することで、短橈側手根伸筋の腱に過度の負担がかかり、細かい亀裂や炎症が起きて痛みが起こると考えられています。

 

良くしていくためには定期的なケアが必要になってきますが、

肩や腕周りのストレッチを行うこと

手首や肘周りの筋力トレーニング

サポーターやテーピングで患部を保護する

温熱療法などで患部を温めて血行をよくする

 

上記のことをやると患部の状態も改善されていくことでしょう!

 

 

自宅では中々続けられないとは思いますので、医療機関でのリハビリで頑張ることをおススメします!

 

今の時期家にいる時間が多いとは思いますが、家事が原因でテニス肘が発症するケースも年々増えてきています。

小さなお子様がいる家庭では、抱っこしたりして痛める方もいらっしゃいます。

 

暇な時間を見つけてセルフストレッチなどをしてご自分の体を労わっていけたら良いですね!

 

ゆるりチャンネル

Instagram

Facebook

ネット予約

 

このページをシェアする
こちらの記事もおすすめです