半月板損傷

皆さんこんにちわ!

今回は外傷の中でも、重症度の高い半月板損傷という疾患についてお話していこうと思います!

 

そもそも、

半月板ってなんだよ!!どこにあるんだよ!!

と疑問に思う方は大勢いらっしゃると思います。

 

私も整骨院業界に足を踏み入れていなければ、絶対知らなかったと思います。

専門学校で勉強した際も、覚えるのが大変で苦労した記憶があります(笑)

 

なので、頭の隅っこのほうでいいので、置いてやって下さいね!(笑)

 

まずは原因についてですが、

スポーツなどの怪我から生じる場合と、加齢により傷つきやすくなっている半月板に繰り返し外力が加わって損傷する場合とがあります。

前者では、体重が加わった状態でのひねりや衝撃によって半月板だけが損傷するものと、前十字靱帯損傷などを合併して起こるものとがあります!

半月板は加齢に伴い変性するので、40歳以上ではちょっとした外傷でも半月損傷が起こりやすくなるようです。

 

次に症状についてです!

 

半月板は膝関節の大腿骨と脛骨の間にあるC型をした軟骨様の板で内側・外側にそれぞれあり、クッションスタビライザー(安定化装置)の役割をはたしています。

これが損傷すると、膝の曲げ伸ばしの際に痛みやひっかかり感を呈するようになります。

ひどい場合には、膝に水(関節液)が溜まったり、急に膝が動かなくなる“ロッキング”という状態になり、歩けなくなるほど痛くなります。

考えただけ鳥肌がたってしまいますね。。

私も高校時代、サッカー部に所属しおり、試合の際内側側副靭帯を損傷したことがあります。

靭帯損傷だけでも重症なのに半月板を損傷してしまったら、もっと大ごとになっていたでしょうし、下手したら手術なんてこともありえます。

それほど、半月板は膝関節の中で重要な役割を担っていて、機能しなくなると関節が動かなくなってしまうのです。

皆さん覚えておきましょう!

 

病態としましては、

半月板損傷は原因が様々な為、損傷の形も多種多様です。

形態により変性断裂水平断裂縦断裂横断裂に分類されます。

 

損傷の状態によっては放置すると、さらに関節軟骨を傷めることもあるので注意が必要です!

次に診断の仕方についてです。

徒手検査や症状の経過からも予測可能ですが、単純X線(レントゲン)写真では半月は写りません。

症状や診察で半月損傷を疑えばMRI検査を行います。MRIは非侵襲性で半月板損傷の病態や合併する靭帯損傷の診断にも有用です。

整骨院の先生たちが行う診断は主に徒手検査になります。

圧迫・牽引アプレーテストマックマレーテストなどがあり、当院でも膝関節の怪我の際には、鑑別診断の材料として実施しています!

 

 

リハビリとしましては、

リハビリテーションや抗炎症薬の処方など保存的治療で症状が改善する場合がありますが、改善しない場合には手術を行います!

手術法には切除術(損傷した部分を切り取る)縫合術(損傷した部分を縫い合わせる)の2種類があり、通常は関節鏡を使った鏡視下手術を行います。

 

もし、整骨院などで固定してリハビリをしても効果があまり現れなかったら、整形外科へ行き、相談してみてもいいかもしれません!

 

 

長々とお話してしまいましたが、怪我をせず健康に日常生活を送るのが一番大切です。

 

体のどこかに不調がある時は、体からの危険信号です。

 

放置せず、自分の体をメンテナンスするところからはじめていきましょう!!

 

 

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