皆さんこんにちは!
世間ではGOTOTRAVELやGOTOEATなどのお得なサービスが定着し始め、利用する方々が増えていっています。
東京も先日追加されたので、六本木の街も本来の賑やかさを取り戻してきました!
せっかく安くなっているので、これを利用しない手はないと思いますが、まだまだコロナの影響力は弱まっていないので、出かけ先でもしっかりと除菌・消毒をする必要があります。
さて余談が長くなりましたが、今回は頭部前方突出と肩凝りの関係性についてお話していきます!
肩凝りは日本人のほとんどが体験していて、辛さを感じている人が多い症状の一つです。
今の現代社会ではスマホやPCが普及しているので、当然と言えば当然ですが、仕組みや理屈を理解することで、より一層自分の体を労わることができるのではないでしょうか??
そもそも頭部前方突出とは頭が前に突き出した状態なわけですが、これは別名スマホ首やストレートネックなんて呼ばれかたもしています。
それではこれらの症状とはいったいなんなのでしょうか??
なんとなく想像がつくとは思いますが、一番の症状は肩凝りになります!
そしてこの肩凝りは原因の明確でない本態性肩凝りと、器質的な原因がある症候性肩凝りに分類されます。
簡単に説明しますと、
本態性肩凝り・・・過労、不良姿勢、運動不足などが影響し、頚部から肩関節にかけての筋疲労や緊張感、鈍痛などの症状が出現。
症候性肩凝り・・・頚椎疾患、肩関節疾患などの整形外科領域から、消化器疾患の内科領域、眼精疲労などの眼科領域といった具合に、様々な疾患に起因。
大体の人は前者である本態性肩凝りの場合が多く、日々その辛さに悩まされています。
そしてこの前方突出は英語でforward head posture と呼ばれ、略してFHPといいます。
英語が出てきて何が何だか分からなくなってきましたね(笑)。
自分も日本語名は知っていたのですが、この英語名は知りませんでした(笑)。
横文字は本当に難しいですよね!
脱線しましたが、この姿勢では、筋力低下を起こしやすい筋肉と過緊張状態になりやすい筋肉があるとされています。
大きく分けてみると
筋力低下を起こしやすい筋肉・・・椎前筋、僧帽筋下部繊維、菱形筋など
過緊張状態になる筋・・・後頭下筋群、僧帽筋上部線維、肩甲挙筋、小胸筋など
筋力低下が進行することによって頭部の前方突出が助長され、過緊張状態が進行すると肩凝りが助長されます。どっちかが悪いともう片方も悪くなるということです。
考えただけで恐ろしいですよね。笑
頭部前方突出を軽減させるには、この二つの要素を改善しなければなりません。
肩凝りの原因の筋肉をマッサージやストレッチなどで緩めて、筋力低下している筋肉は鍛えて頭部が前方変位しないようにすることが肝要です。
簡単に鍛えることができるものとして、顎引き体操というのがあります!
顎を前後に10回動かし、それを3セットぐらい行うといいでしょう!できれば、朝昼晩と行うことができれば理想的です!
ただ、1日2日やっただけでは効果はすぐ現れませんので、一ヶ月を目標にまずは頑張ってみて下さい!
当院でもストレートネックの患者様が多数来院されています。
その方たちに共通しているのが肩凝りなのです。
まずは騙されたと思って、気軽にマッサージやストレッチを受けに来てみてはいかがですか??