皆さんこんにちは!
オリンピックも始まり、日本勢はメダルを多く取っていて、例年以上の盛り上がりを見せています。
開催国の意地というやつでしょうか?とても喜ばしい事です!
しかし、コロナの感染者数も増加傾向にあるので、引き続き注意が必要になってきます。
さて今回は、脊柱管狭窄症という病気についてお話していきたいと思います。
接骨院の患者さんの中でも脊柱管狭窄症の治療をしている方は大変多いです。
症状が進行していなければ、薬や手術といったことをしなくても接骨院の治療でも十分、寛解に向かうことができます。
ではこの病気では一体どのような症状が起きるのでしょうか??
まず、長い距離を続けて歩くことができません。
もっとも特徴的な症状は、歩行と休息を繰り返す間歇性跛行(かんけつせいはこう)という歩き方です。
問診の時、普段歩いている様子をチェックすることで、鑑別することができます!
更に、腰部脊柱管狭窄症では腰痛はあまり強くなく、安静にしている時にはほとんど症状はありませんが、背筋を伸ばして立ったり歩いたりすると、ふとももや膝から下に痺れや痛みが出て歩きづらくなります。
しかし、すこし前かがみになったり、腰かけたりすると痺れや痛みは軽減されます。
進行すると、下肢の力が落ちたり、肛門周囲のほてりや尿の出がわるくなったり、逆に尿が漏れる事もあります。
そこまで症状が進行する前に、早期発見早期治療をする必要性がありますね!
加齢、労働、あるいは背骨の病気による影響で変形した椎間板と、背骨や椎間関節から突出した骨などにより、神経が圧迫されることで発症すると言われています。
脊柱管は背骨、椎間板、関節、黄色靱帯などで囲まれた脊髄の神経が通るトンネルです。
年をとると背骨が変形したり、椎間板が膨らんだり、黄色靱帯が厚くなって神経の通る脊柱管を狭くなって(狭窄)、それによって神経が圧迫を受け、神経の血流が低下して脊柱管狭窄症が発症します。
椎間板ヘルニアに比べ中高年に発症することが多いようです。
また背骨を後ろに反らすと脊柱管が狭くなり、前に曲げると広がるので、間歇性跛行が起こるのです。
単純X線(レントゲン)写真である程度は推測できますが、より詳しく診断するためにはMRIや脊髄造影などの検査が必要となるようです。
下肢の動脈がつまって血行障害を生じた時にも似たような症状がおこりますので、原因を正確に調べることが必要になってきます。
正確な診断が必要な方は整形外科の受診をして、見極めてもらうのも一つの手です!
日常生活で気をつけなければならないことは、姿勢を正しく保つ事が必要です。
神経の圧迫は腰をまっすぐに伸ばして立つと強くなり、前かがみになるとやわらぎますので、歩く時には杖をついたり、シルバーカーを押して腰を少しかがめるようにしましょう。そうすると楽に歩けます。
また、自転車に乗るのも痛みが起こりにくいので、良い運動になります。
ではどういう風に治していくのかというと、手術ではない治療としてはリハビリテーション、コルセット、神経ブロックや脊髄の神経の血行を良くする薬などがあります。
しかし、歩行障害が進行し、日常生活に支障が出てくる場合には手術を行うこともあります。
また両足に症状が出ている場合には改善することが少ないので手術を行う場合が多いようです。
最近は内視鏡を使った低侵襲手術も行われているとのことです。
ざっくりと簡単に説明してきましたが、一つでも当てはまっていたら、しっかりと治療をしましょう!
症状が出ていない方も、予防をかねてしっかりとメンテナンスすることで、発症のリスクを下げることができます!
正直なところ、体のことは二の次三の次になってしまいがちですので、今一度ご自分の状態を振り返ってみましょう!!
ゆるり整体整骨院六本木
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