こんばんは!
ゆるり整体整骨院 六本木の鈴木です!
さて、本日のお題は・・・「依存症」についてです!
皆さんは、依存性と聞くと、「なんとなく怖い病気」とか
「自分とは関係ない、他人事」とか思ってませんか??
しかし・・・・
人間は誰でも多かれ少なかれ何かに依存して生きています。
人に依存する人、物に依存する人、行為そのものに依存する人・・・etc…..
それを自分でちゃんとコントロールできていれば何の問題もないのですが、依存しすぎて自分自身でコントロールできなくなってしまうと依存症と呼ばれるようになってしまい、のちのち大きな問題となる人も多いのです!!!
そもそも、依存症の定義って何だろう??
と疑問に思う方も多いでしょう。
依存症とは
「依存症とは、ある物事に異常なほど執着し、それなしでは我慢できないという状態になってしまった病気」です。中毒と呼ばれることもあります。
「かつてはアルコール依存症、薬物依存症くらいしか指摘されていませんでしたが、近年、ギャンブル依存症やゲーム依存症など多方面において依存症が認められており、大きな社会問題にまで発展しています」
依存症は大きく分けて、物質依存とそれ以外のものとに分けられています。
アルコール依存症、薬物依存症、タバコ(ニコチン)依存症のように、ある特定の物資を摂取し続けなければ気が済まない状態です。
物質依存の場合、大きな特徴として「耐性」と「離脱」という症状が現れます。耐性というのは、ある特定の物質をとり続けることにより、徐々にそれまでの摂取量では我慢できなくなっていって摂取量が増えてしまうことです。
もうひとつの離脱は、依存している物質を摂取しなくなると我慢できなくなって情緒不安定になってしまうというものです。
わかりやすくいうと禁断症状が現れます。
この時の物質は、アルコールや薬物、ニコチンのように体に悪いといわれるものが多く、この状態が続くと脳は満足しても体が破壊され、取り返しのつかないことになります。
これらは、まぁ身近というかよく見ますよね?こういった症状の人・・・
タバコやめられない・・・本数多くなる。。。
アルコール飲まずにいられない・・・やばッ!!俺もそうだ・・・なんちゃって。
長々と物質依存のことを説明しましたが、今回は「行為依存」についてお話していきます。
一番厄介なやつです。
ゲーム依存症やギャンブル依存症などが代表的であるが、日常の中にある特定の行為に必要以上に熱中してしまう状態です。
大体、やっている行為は自分にとってまずいものなのはわかっていますが、どうしてものめりこんでしまいます。
こちらの場合もやはりやらないと我慢できなくなるという離脱の症状が現れます。
体にとって悪いものを摂取するというわけではありませんが、ギャンブルなどに熱中する余り金銭問題を引き起こしたり、ゲームに熱中する余り仕事に行かなくなったりと、社会的に問題になることが多いです。
他に、他人(知人やある特定の人物など)との人間に対し頼りにしすぎて依存するケースもあります。
占い依存やDV(ドメスティック・バイオレンス)などもよくあると言われています。
DVに関してはお互いが依存し合っている場合が多いようです。
人に依存しすぎるタイプは「洗脳」や「マインドコントロール」とかにまでいってしまうことが多いようです。
本当に怖いですね。
しっかりとした気持ちを持っていないと、どんどん流されていっちゃうので気付いた時にはもう手遅れ、、、、なんてこともありうるわけです。
薬物摂取ではなく、何らかの行動依存の場合は、その行動をしたときに脳内で興奮作用を引き起こすドーパミンが過剰に分泌され、その時の快楽気分が脳に記憶されてしまうことから始まります。
誰でも自分の好きなことをしている時は楽しいですし、その時は誰の脳の中でもドーパミンが分泌されていますが、通常ならばある程度の抑制力が働き、実生活に破綻をきたすことにはなりません。
しかし、ストレスなどで脳内のバランスが崩れている場合、ドーパミンを分泌量以上出ていると脳が勘違いをしてしまうのです。
普通の人が「あー楽しいなー」程度で済む所が「無茶苦茶面白いじゃん」というレベルで感じてしまうわけですね。
この状態が進行すると、この面白さを脳が常に求めてしまうようになり、延々と同じ行動を繰り返すようになってしまうわけです。
従って、ギャンブル依存症とかゲーム依存症とか代表的に言われているもののほかにも、人間が楽しいと思えること何でも依存症になる可能性を誰もが持っているのです。
人間って弱い生き物なので、なにかしらに頼っていかないと生きていけない動物です。
それが適度に依存するぐらいならいいですが、行き過ぎは禁物です。
自分自身のことをよく知り、コントロールする術を身につけていかなくてはいけません。
明日は我が身だと思って、皆さんも気をつけていきましょう!