鍼について

皆さんこんにちは。コロナが流行りだしてから約二年経ちますが、いい加減疲れて来ちゃいますよね。

ストレスも溜まりますし、身体も鈍ってしまって運動不足になる人も多いです。

リモートワークも増え、肩凝り腰痛に悩まされる人も増えてきました。

それに伴って、接骨院に治療に来る人も結構増えてきているので、身体の不調は今のご時世つきものなのかもしれません。

 

今回は鍼灸治療についてお話していきたいと思います。

 

そもそも、鍼灸ってなんなの?ってゆう人も多いかもしれませんので簡単に説明していきます。

髪の毛と同じくらいの極めて細い鍼で、ツボを刺激して不調を改善するのが鍼治療です。

皮膚に鍼を刺すときは、一般的に、金属もしくは合成樹脂でできた円形の筒を使って鍼を刺し入れる「管鍼法」という方法で行います。

また、中国で行われている、筒を使わずに親指と人さし指で鍼をつまんで刺す方法を取り入れているサロンや治療院もあります。

①鍼の刺し方

鍼の刺し方には、「単刺」「置鍼」「パルス鍼」など、いくつかの方法があります。

単刺は、鍼を刺して上下に動かしたり、振動させたりして一定の刺激を与えたら、すぐに鍼を抜く方法です。

一方、置鍼は、鍼を刺して刺激を与えたあと、5~15分ほどそのまま置きます。鍼を刺したままにしておくことで刺激を持続させることができるため、筋肉のこりが強い場合などに適しています。

パルス鍼は、刺した鍼にクリップをつけ、微弱な低周波電流を流して血行を促進したり、筋肉のこりをほぐしたりします。

単刺や置鍼と比較してやや刺激が強いため、症状が重い場合に選択されることが多いようです。

②鍼治療に使う鍼ってどんなもの?

鍼治療に使われる鍼には、「豪鍼」「タッチ鍼」「ローラー鍼」「シール鍼」など、いくつかの種類があります。

日本の鍼灸院などで主に用いられているのは豪鍼で、直径0.12~0.44mm、長さは30~80mm程度です。

一般的な注射針の太さは0.7~0.9mmですから、豪鍼はその3分の1以下であり、髪の毛と同じぐらいの細さです。

刺す場所や症状に応じて、使う鍼の細さは変わります。

タッチ鍼やローラー鍼は、鍼を刺さずに皮膚の表面をさすったり押したりして刺激するものです。

豪鍼と比較して刺激が弱いため、症状が軽い人に適しており、子どもや「鍼を刺すのが怖い」という人に使用されることもあります。

シール鍼は、特殊金属でできた粒や0.3~1.5mmというごく短い鍼をシールで貼るタイプです。

貼っておくことで効果の持続が期待できるため、こりが強いなど症状が重い場合に使われることが多いようです。

③鍼の素材

鍼の素材には、ステンレス製金・銀製アルミ製などがあります。

一般的に広く使われているのはステンレス製で、(1)折れにくく刺しやすいので扱いやすい、(2)耐久性が高く、滅菌処理にも適している、(3)価格が安い、などのメリットがあります。

その一方で、やや柔軟性や弾力性に劣り、金・銀製と比較すると痛みを感じやすいといわれています。

金や銀を含んだものは、柔軟性や弾力性があり、身体になじみやすく痛みを感じにくいのが長所です。

しかし、耐久性が低いわりに価格が高い、さびやすいため手入れが大変などの短所があります。

アルミ鍼はあまり普及していませんが、たわみが少なく軽い点がメリットで、鍼の上にもぐさをつけて燃焼させる「灸頭鍼」に適しています。

鍼治療に使われる鍼は、安全性と衛生面を考慮し、現在ではほとんどのサロンや治療院で使い捨ての「ディスポーサブル鍼」を使用しています。

患者さんひとりひとりに専用鍼を購入してもらい、それを使うところもありますが、その場合は使用後に滅菌消毒処理を行いますので、感染症の心配はまずありません。

④鍼治療の効果

鍼治療か効くメカニズムについては、まだ解明されていないこともあります。

その一方で、鍼でツボを刺激することで身体に変化が起こることは多くの症状で認められており、研究が進む中でさまざまな科学的根拠が示されつつあります。

痛みへの効果

鍼の刺激によって、痛みを抑える作用のあるホルモンが脳内に分泌されます。

また、脳に痛みを伝える神経の働きをブロックするため、痛みが伝わりにくくなります。

この2つの作用により、痛みが緩和されると考えられています。

リラックス効果

鍼の刺激により、リラックス効果のあるセロトニンなどのホルモンが分泌されます。

また、ストレスや緊張を和らげるツボや、心を安定させる作用のあるツボを刺激することで、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。

その結果、身体を活動させるために働く交感神経よりも身体を休ませるために働く副交感神経が優位になり、リラックスした状態になります。

自律神経のバランスを整える

自律神経のバランスを整え、交感神経から副交感神経への切り替えがスムーズになるようにアプローチします。

自律神経は、胃腸など内臓の働きや血圧のコントロールにも関係しているため、自律神経を整えることで胃腸の働きや血圧の安定・回復にもつながります。

さらに、寝つきがよくなる、熟睡できるなど、眠りの質の向上にもつながります。

筋肉のこりやハリへの効果

鍼の刺激により血液やリンパの流れが改善し、たまっていた老廃物を排出したり、筋肉の緊張をほぐしたりすることで、首・肩のこりや、こりが原因で起こる頭痛などを和らげる効果が期待できます。

美肌効果

皮膚は、外側から表皮、真皮、皮下組織の3層に分かれており、真皮層のほとんどはコラーゲン線維でできています。

鍼で真皮層が刺激されると、細胞は「傷つけられた」と認識し、その部分を修復するためにコラーゲンやセラミドなどの生成が活発になります。

それによってターンオーバーのサイクルが整い、肌の弾力やみずみずしさがアップして、シワやたるみが改善されます。

また、鍼の刺激で血行がよくなると、肌のくすみが解消されてワントーン明るくなります。

さらに、筋肉のこりがほぐれてたまっていた老廃物が排出されることで、老廃物の重みで下がっていた筋肉が持ち上がり、リフトアップにもつながります。

血液やリンパ液の代謝改善

鍼の刺激により血液やリンパの流れがよくなると、新陳代謝も活発になります。

もともと人間の身体に備わっている自然治癒力や免疫の働きが高まって、不調の改善や、病気になりにくい身体づくりに役立ちます。

 

ざっくりと説明していきましたが、鍼についてなんとなく理解できたかと思います。

 

先日から当院も鍼治療を始めたので、興味ある方は気軽に電話したりお立ち寄りください!

 

 

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