【医療監修】過敏性腸症候群とは?原因・症状・治療法をやさしく解説

💡過敏性腸症候群(IBS)とは?
**過敏性腸症候群(IBS)**とは、腸そのものに炎症や潰瘍といった明らかな病変がないのに、
腹痛・下痢・便秘・お腹の張りなどの症状を繰り返す「機能性腸疾患」のひとつです。
🔍こんな症状があれば要注意!
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お腹が痛くなるとトイレに行かずにはいられない
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ストレスがかかるとすぐにお腹にくる
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下痢と便秘を繰り返す
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ガスがたまりやすく、お腹が張る
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病院で検査しても「異常なし」と言われる
🧠原因は“腸と脳のストレス回路”!?
IBSは、ストレスや緊張が腸に影響を及ぼすことで症状が出ると考えられています。
これは「脳腸相関(のうちょうそうかん)」という仕組みによるものです。
🧱例えるなら…
脳(ストレス管理センター)と腸(消化工場)が電話でつながっている状態。
脳がストレスでパニックになると、腸に「早く動け!」「止まれ!」と指示がバラバラに届き、混乱が起こるようなイメージです。
🧾IBSの4タイプ
| タイプ名 | 主な特徴 |
|---|---|
| 下痢型 | 食後すぐに腹痛とともに下痢になる |
| 便秘型 | お腹が張る・便がなかなか出ない |
| 混合型 | 下痢と便秘を交互に繰り返す |
| 分類不能型 | 上記に当てはまらないが不調が続く |
🩺治療と対処法
✅ 1. 薬物療法
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腸の動きを整える薬(整腸剤、消化管運動調整薬)
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抗不安薬や抗うつ薬(脳腸相関の調整)
✅ 2. 生活習慣の改善
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規則正しい食事・睡眠・適度な運動
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カフェイン・アルコール・冷たいものを控える
✅ 3. ストレスケア
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認知行動療法、マインドフルネス、カウンセリング
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鍼灸や整体による自律神経の調整も有効
🪡鍼灸・整体でできること
IBSは、自律神経のアンバランスが関係しているため、鍼灸や整体によるアプローチが効果を発揮することがあります。
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鍼灸:腸の動きを整えるツボ(天枢、足三里、関元 など)を刺激
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整体:姿勢や内臓の緊張を和らげ、腹部の血流を改善
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自律神経を整え、過剰な緊張状態から体を解放します
🧘♀️まとめ|「気のせい」ではない。心と腸のSOSに耳を傾けて
IBSは、検査では異常が見つからないからこそ放置されやすい疾患です。
でも、確かに存在する不調であり、身体と心のバランスを整えることが改善のカギになります。
一人で悩まず、専門家と一緒に、自分の腸と向き合ってみましょう。





