ふくらはぎ。
漢字で書くと『脹脛』。
漢字の紹介は特に意味はありません。
さて、ふくらはぎが疲れやすい方も多いのではないでしょうか?
12月になり、気温も大幅に下がり冷え性が随分気になる方も多いでしょう。
六本木ゆるりでも冷え性の方がフットマッサージを受けられる事は寒くなって更に多くなってきましたね。
しかし、わたくし、電車の中で衝撃のコラムを見つけてしまいました!!
『スマートニュース』さんで見つけた物ですが、ご紹介させていただきます。
https://dime.jp/genre/636199/ @DIMEから引用
「仕事中の集中力アップに有効なふくらはぎのマッサージ」
のタイトル。めちゃくちゃ「えっ、ふくらはぎってそうなの?」って驚きました。
あの大手メーカー「パナソニック」さんがふくらはぎマッサージの効果を図る実験をしたようで、その結果がこのコラムに記載されています。
健康な25歳から45歳の働く男女16名に対して
①一般的心理状態の測定(VAS検査)
②心理的ストレスの測定(POMS検査)
③作業効率の測定(クレペリン検査)
を行ったようです。
さすが、パナソニックさんですね。なかなかこんな大掛かりな実験は大手さんじゃないとできない事ですよね(◎_◎)!
16名に対しエアー式のマッサージ装置でふくらはぎをほぐして、どのように変化するかを調査するために、ふくらはぎをほぐす前と後でどうなったかを比較しています。
①のVAS検査とはVisual Analog Scale の略で医療現場でよく使われる検査名ですね。
痛みのない状態を 0 、最大限痛い状態を 100 として
0から100の直線上に現在の痛みを位置で表す検査です。
なので今回のケースでは痛みではなく、「眠さ」の度合いを数値で
表したものだと思われます。
②のPOMS検査ではProfile of Mood States の略で心理検査の際に良く行われている検査です。
「混乱」「疲労」「活気」「怒り」「抑うつ」「緊張」の6つの分野で
気分や感度、感情を評価するマーク形式のテストの様なもので判断していく検査になりますね。
それがふくらはぎをほぐす前後でどう変わっていくかを調査している様です。
③のクレペリン検査は正式名称は「内田クレペリン精神検査」といい、最近では、企業の就職面接や学校、外国人採用の際に用いられている意外にも歴史が長い検査法です。
紙に記載された1列に並んだ数字を足していくというシンプルなテスト形式です。
何の検査をするかというと簡潔にいうと受ける人の能力、つまり作業処理能力や作業量、作業正確性を測定することが出来ます。
この検査もふくらはぎをほぐす前後でどのように変化するかを調査しています。
なかなか興味深い調査ですよね!
「ふくらはぎをほぐしただけで変わんないでしょ?」
と思われる方が大多数だと思われます。
私も実際そうでした。
その結果がこちら!!⇩⇩⇩
①VAS検査
ほぐした後に眠気の度合いが38.8%低減!
②POMS検査
ほぐす前とほぐした後でほぼ変化なし
③クレペリン検査
ほぐした後の正当解答数が9.7%増加!
すごくないですか??
ふくらはぎをほぐしただけなのに、眠気が減少し、作業効率があがっている。。。
カラダに何が起こったのか?
生理的要因を少し分析してみようと思います。
〇ふくらはぎマッサージの生理的効果
準備中