こんにちは。
今日のブログは前回と前々回を合わせた続きです。
大正時代に日本で「整体」が普及する遥か昔の、整体のルーツのお話から行きます。
なるべく簡潔にザックリと行きますのでお付き合いください。
あん摩は、古代の中国に「導引按蹻(どういんあんきょう)」として誕生し、日本に渡来してきました。太極拳や体操の様に体を動かす「導引」と、手技で体を調整する「按蹻」が日本で「あん摩・マッサージ」に変化しました。
マッサージは、古代エジプト・古代ギリシアで起こり体系化され、医療に応用されていたものです。
ギリシアの医師ヒポクラテスは「医師たるものは、医術についてのあらゆる学理とともに、マッサージを習得しなければならない」と説いたと言われています。
さすがヒポクラテス大先生、そこに痺れる、憧れる!
指圧は、上記の按摩・マッサージの徒手技術に西洋のカイロプラクティックなどの治療術が加わって、大正時代に指圧方法として統合されました。
そして整体。Google先生に 色々聞いてみた所、
野口晴哉(1911ー1976)さんという方が体系化したそうです。公益社団法人整体協会にもそのように書かれています。Wikipediaによると、
日本語としては大正時代に用いられるようになった用語で、アメリカで誕生した手技療法と、日本古来の手技療法と組み合わせたものを、「整体」や「指圧」と名付けたのが始まりのようである。現在、俗に用いられる意味では、カイロプラクティックに似た骨格の矯正(主に脊椎)を目的とした手技療法を指して使われることが多い。
だそうです。指圧と同じ時期ですね。なるほど…。
野口さんは整体の本やら色々な本を執筆していたようです。今度Amaz●nで買って勉強してみます〜。
さて、ここから大事な所です。
前回述べたように「整体師」は無資格なので、正直、今日から誰でも「整体師」と名乗れます。数日間怪しげなセミナーを受けただけの人から、理学療法士、作業療法士、柔道整復師など国家資格取得者まで、色々な人がいます。
無資格でも、きちんとした企業で講習を受けている方々は安全な手技を学んでいる事が多いです。
ただ、こういう整体は危険!というものがあるので、それはお伝えしたいです!
× 骨をボキボキと鳴らす!
× やたら痛い!
× 背骨を丸めたり縮めたりしながら捻る! ←特に首の骨はやってはダメ!!
です!!!背骨を急に捻るのは痺れや麻痺になるケースもあるので、本当に気をつけてくださいね(涙
ゆるり六本木の整体・鍼灸・マッサージは国家資格保持者やしっかりと講習を受けたスタッフが行うので安全で心地よく、痛みを与えない施術です。
それでは、再见。
またお会いしましょう。