RICE処置

ここ数日、感染者数が100人を上回りコロナが再び猛威を振るってきています。

世間では第二波が来たと騒がれていますが、また自粛の生活が来るかもしれないと思うと億劫になってしまいますね。

そんな暗いムード漂う世の中ですが、今日は急性外傷の処置についてお話していきます。

 

このRICE処置とは、肉離れや打撲、捻挫などの外傷を受けた時の基本的な応急処置方法です。

普段食べているご飯のライスではありませんので注意して下さい(笑)。

 

 

Rest(安静)

Icing(冷却)

Compression(圧迫)

Elevation(挙上)

 

の4つの処置の頭文字を取ってRICEとなります!

 

早期にRICE処置を行うことで、内出血や腫れ、痛みを抑え、回復を促進する効果があります。

 

まず、それぞれの役割について説明していきます。

 

 

Rest・・・怪我をしたらまずは安静を保つことが大切です。むやみに動かすと悪化してしまう可能性があるので、患部にタオルや添え木などを当てて固定します。

 

Icing・・・患部を氷や氷水などで冷やします。患部の温度を下げることで、毛細血管が収縮し、腫れや内出血、痛みなどが抑えられます。ただし、冷やしすぎると凍傷になるリスクがあるので注意が必要です。

 

Compression・・・患部にテーピングや包帯などを巻いて圧迫し、腫れや内出血を最小限に抑えます。きつく圧迫しすぎると血流障害や神経障害を起こすので、痺れや変色が生じたらすぐに緩めましょう。

 

Elevation・・・患部を心臓より高い位置に保ちます。血液が心臓に向かって流れるので、内出血による腫れを防ぐことができます。患部の下に座布団やクッション、畳んだ毛布などを敷くと効果的です。

 

 

ざっくり説明をしましたが、もし自分や身の回りの人が怪我をした時にRICE処置が頭に入っていれば、適切な処置を施すことができます。

 

怪我の予後を大きく左右するため、覚えておいて損はないです!

 

ただ、注意してほしいのはあくまで応急処置なので、その後は整形外科などの医療機関に受診することをおすすめします。

 

 

脱臼や骨折をするといったことは中々無いと思いますが、捻挫や打撲は日常生活でも起こりうる怪我なので、日頃から気をつけて生活していきましょう!!

 

 

当院でもRICE処置をしっかり行っていますので、外傷でお困りの際は気軽にお立ち寄りくださいね!

 

 

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