浮腫

皆さんこんにちは!

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだコロナの余韻は残っています。

むしろ増えている都道府県もあるので油断せず予防や消毒を徹底する必要がありますね!

 

それでは本題に入っていきたいと思います!

 

そもそも浮腫とはいったい何なのでしょうか??

皆さん一度は耳にしたことがあると思いますが、いわゆる「むくみ」の医学用語が浮腫なのです!

 

何らかの原因で細胞と細胞の間の水が異常に増加し、体外に十分に排泄されずたまった状態のことをいいます。

数キロの体重増加を伴うこともありますが、体の脂肪分が増える肥満とは異なります。

足のすねなどむくんでいると思われる部分を強く押し、へこみが見られれば浮腫です。

浮腫は心臓、腎臓、肝臓、甲状腺などのさまざまな疾患と関わりがあり、また薬剤の副作用による場合やリンパの流れが悪くなって発症している場合、乳がん・婦人科がんの術後の影響による場合もあるため、症状が気になれば放置せずに検査を受けることが大切です!

原因

浮腫の原因疾患として多いのは腎臓病であり、ネフローゼ症候群(血液中のアルブミンというタンパク質が尿へたくさん漏れ出て起こる病気)や腎不全などが挙げられます。

心不全肝不全などの全身疾患、甲状腺機能低下深部静脈血栓症下肢静脈瘤などホルモン・静脈の異常が原因となって生じる場合もあります。

その他の原因としてはインスリンホルモン薬抗うつ薬抗がん剤(タキサン系)などの薬剤性による場合が挙げられます。

またリンパ管の低形成・無形成によりリンパの流れが悪くなって起きる場合や、婦人科がんや乳がんの手術でリンパ節を切除したり、放射線を当てたりすることによって術後に浮腫が現れる場合もあります。

これらが原因の場合は「リンパ浮腫」と呼ばれます。

しかし、明らかな原因疾患がなくとも加齢に伴う筋力の低下や長時間同じ姿勢を取っていることなどによって生じる「特発性浮腫」もあります。

症状

足のすねを10秒以上強く指で押すと、へこみができて元に戻らなくなります。腎臓病が原因となって生じる浮腫は体の左右両側にこのような症状が表れ、最初はくるぶし付近に生じ、その後全身にむくみが広がります。

ひどい場合は体重が10キロ近く増加することもあります。

朝よりも夕方のほうが体重が増えていることが多く、尿の量が少なくなるのも特徴です。

むくみが肺にも達すると呼吸困難を起こすこともあります。

心不全、肝不全、甲状腺機能低下症、薬剤性浮腫の場合も同じく両方の足に症状が出ます。

甲状腺機能低下症の場合は指で押さえても跡が残らないむくみが出るのが特徴です。

深部静脈血栓症や下肢静脈瘤、リンパ浮腫の場合は、片側の足にのみむくみが出ることが多いです。

むくみがある方は自分の状態をしっかりと把握することが大切です!

他人事とは思わず、しっかりと向き合いましょう

検査・診断

まずは問診・触診を行い、圧迫痕の有無などを調べます。そして血液検査でCBC、TP、ALb、肝機能、腎機能、電解質、CRP、ChE、甲状腺機能などの数値を調べ、必要に応じて胸部エックス線検査、造影CT、心電図、心エコー、下肢静脈エコー検査を行います。

リンパ浮腫が疑われる場合はICG造影を実施します。浮腫にはさまざまな原因が考えられるため、適切な検査により原因を特定することが重要です。

治療

浮腫の原因となっている病気の治療が主体となります。浮腫そのものの治療としては、利尿剤を使って体にたまった過剰な水分を排出する方法などがあります。

期間は症状や病気によって、短期間のみの場合もあれば長期間続ける必要がある場合もあり、さまざまです。

腎臓や肝臓が原因で血液中のタンパク質が少なくなっている場合は、それに対する治療を中心的に行っていきます。

薬剤が原因の場合は薬の変更を行います。

また自宅で運動やリハビリテーション、マッサージ、ストレッチなどを取り入れてむくみを生じにくくしたり、姿勢や生活習慣を改善したりすることも有効です。

弾性包帯や医療用圧迫ストッキングを使用した圧迫療法は最も簡便かつ効果が期待できる治療として有用です。

予防・治療後の注意

むくみは長時間同じ姿勢を取ることによって生じやすくなります。

日頃から寝る前に両足を上げてぶらぶらさせる、足を上げて休ませるなどのセルフケアを行ったり、椅子に座った状態の時もつま先を上げ下げしたり、ふくらはぎをマッサージしたりして意識的にむくみの改善を図ることが大切です。

むくみが気になる場合は、就寝時には足を少し高くして寝るようにしてみましょう。

枕やタオルを置くのもいいですが、寝ている間に足元からなくなってしまう人が多いようです。

膝下付近のシーツの下に、マットレス・布団幅の毛布や座布団を入れて、足元全体をかさ上げするのが良いでしょう!

浮腫の症状には重篤な病気が隠れている場合もあるため、気になったらすぐに医療機関を受診することが重要です!

 

 

ゆるり整体整骨院 六本木

東京都港区5-1-1 マイアミビル2F

SLAP損傷

段々と寒さがなくなってきて、暖かい日が続くようになってきましたね。

花粉症の方は、この時期大変ですが気合いで乗り切っていきましょう!笑

 

さて今回はSLAP損傷というものについてお話していきたいと思います。

 

初めて聞いた方がほとんどだと思いますが、これを機に知識として覚えておいて損はないと私は思います。

 

まず、肩関節は上腕骨の骨頭(球状の部分)と、肩甲骨の関節窩(骨頭の受け皿となる部分)で構成されます。

関節窩の面積は骨頭の4分の1から3分の1程度しかありません。このことは肩関節が大きな可動域を持つという利点とともに、不安定性も大きくなってしまう不利な点にもなります。

 

関節窩の辺縁に付着する関節唇という軟骨が、接触面積を広げたり陥凹を深くしたりすることで肩関節の安定性を大きくする役割を果たしているのです。

関節唇は前上方、後上方、前下方、後下方に分けられ、上腕二頭筋腱と関節上腕靭帯がつながっている関節唇上部をSLAP(スラップ=Superior Labrum from Anterior to Posteriorの頭文字)と呼びます。

この部位に引っ張られる力や捻られる力などが作用することで、関節唇が傷ついたり、裂けてしまったりすることをSLAP損傷といいます。

野球での投球、バレーボールでのスパイク、テニスでのサーブやスマッシュといった、手を頭上へ上げるオーバーヘッド動作を繰り返すことで発症することが多いです。

それでは一体SLAP損傷ではどんな症状が起きるのでしょうか??

 

まず、手のひらを下にして腕を伸ばした状態で、上から肩を押さえると痛みが生じます。

先述の通り、スポーツなどでのオーバーヘッド動作時に同様の痛みを感じるので、少しでも違和感がある方は注意が必要です!

 

治療法は、発症してすぐは炎症と痛みが強いため、安静にして(オーバーヘッド動作の禁止)、薬物、注射療法など行ないます。

炎症が落ち着いてきたら理学療法を行いリハビリしていきます。

損傷部位に負担をかけないように、上肢だけではなく体幹、下肢の可動域改善、ストレッチ、筋力強化も行ないます。

野球などのスポーツが原因となる場合は各動作のフォームを確認し、損傷部位へ負担がかかっていると考えられる場合にはその矯正も必要になってきます!

正確な診断のもとに、しっかりとした理学療法を行なえば、保存療法で症状が軽快する場合が多いです!

なので痛みに困っていたら、気軽に整骨院の受診をしてみてはいかがでしょうか??

しかし、3~6カ月たっても改善がみられない場合には手術療法が必要となるので、その場合は整形外科への受診を橋渡ししますのでご安心下さいませ。