テーピングについて

さてさて今回は外傷ではなく、テーピングについてお話していきたいと思います!!

 

皆さんはテーピングと聞くとどんなイメージをするでしょうか?

怪我をした時にするもの、固定するものなど、そんな感じの認識だと思います。

 

概ねあっているのですが、詳細まではわからないと思うので、簡単ではございますが、説明の方をしていきたいと思います!

 

まず、 テーピングとは、解剖学的な構造および外傷・障害発生機転などに沿って身体の一部に粘着テープ伸縮性テープ非伸縮テープを貼ったり巻いたりすることで運動器の機能をサポートし外傷予防を行うことです!

プロのスポーツ選手が試合中に手首や膝など、身体の様々な部分に巻いているのをよく見ると思います。

 

それだけ激しいスポーツをする人にとってはテーピングはなくてはならない相棒みたいな存在なのです!

 

テーピングを行う目的はとしては、外傷予防応急処置再発予防、の3つに大別されます!

 

外傷の予防

実際に外傷はないが、巻いた部位に外傷が起こらないようにするテーピングです。

例)足首の捻挫、突き指など

応急処置

実際に外傷が発生してしまった直後に患部を固定し、患部を安静に保つためのテーピングです。

再発の予防

以前に外傷を有した部位に対し、再度同じような外傷が起こらないように防止するためのテーピングです。

 

テーピングの効果も色々あるので簡単に説明していきます!

 

特定の関節の動きを任意に制限する

外傷の原因となってしまう関節の特定の動きを制限することで、靭帯などへの牽引張力を減らすことが来ます。

大切なことは、特定の動きにのみ制限をかけ、ほかの動きには制限をかけないようにすることです。

ポイントとして、どの動きを制限したいのか、それ以外の動きを制限せずに考え、貼る場所や方向、強さを決めることです。

 

圧迫する

全体的な圧迫はもちろん、部分的な圧迫もテーピングで行うことができます。

肉離れや太ももの打撲に対するテーピングとして有効です。

 

痛みを和らげる

関節を固定して動きを制限したり、圧迫することによって一時的に痛みを和らげることができる場合があります。

しかし、テーピングを巻いたからといって治るわけではなく、あくまでも一時的に痛みを和らげているだけですので、その後はしっかりと治療を行うようにしましょう!

 

精神的な支えとなる

実際にテーピングを巻くことによって、「もう一度同じ怪我を繰り返してしまうんじゃないか」などの再発に対する不安感を軽減することができます。

 

 

 

包帯固定も似たような効果がありますが、怪我の状態や過ごし方で使い分けしています!

 

 

テーピングを巻くと上記のような効果が得られる一方で、テーピングを巻く際に注意しなければいけないことがあります!

循環障害・筋腱障害

テーピングを無造作に巻いてしまうと、循環障害や筋腱障害を引き起こしてしまう可能性があります。

そのため、圧迫の加減やテープが食い込まないよう注意します!

爪を押し爪母の色調変化(爪を圧迫し、赤→黄色に変化するかどうか)を確認することで循環障害の有無を確認するようにしています!

神経障害

テーピングによって神経を圧迫していないか確認する必要があります。

巻き終わった後に皮膚の感覚を確認する必要性があります!

皮膚への影響

テーピングを皮膚に直接貼る場合、水ぶくれやかぶれ、湿疹などが出てしまうことがあるため注意しましょう!

時間

テーピングは巻いたからといってずっと効果が続くわけではないので適度に外すようにします!

 

怪我の後の早期復帰には適切は安静・治療とリハビリテーションが必要です。

 

 

当院でも捻挫や骨折の後療法で来院されている患者さんがいらっしゃっていますので、あまり無理をせず早めの治療を心掛けて下さいね!

 

 

ゆるり整体整骨院

東京都港区六本木5-1-1マイアミビル2F

03-3479-5015

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