こんにちは。最近テイップネスに通い始め、学生時代の運動に励んだ時代を想い出し、そして浸っている福田です。
六本木のティップネス。
とても近くなので通いやすいっす!!
はい。今日はいきなりトレーニング名からご紹介です!
ドローイン。
スポーツを以前されていた方や、現在も行っている方は聞きなれた方も多いのではないでしょうか?
『ドローイン』とは腰痛対策の運動療法や、スポーツ選手のトレーニングに取り入れられている技術の1つで、お腹をへこませる事で主に腹横筋に働きかけるトレーニング技術の事を指します。
お腹を凹ませると、腹横筋に繋がっている胸腰筋膜が引っ張られます。そうすることで脊柱が安定し、体幹部の筋肉が力を発揮しやすくなります。
ドローインをするとどうなるか?
まず内部変化についてですが、腹腔といってお腹の内部の事を言い、その腹腔の面積が約50%になり、腹横筋や腰方形筋、脊柱起立筋の働きが増すのです。
次に外観のお話ですが、ドローインを行うことで腹横筋を筆頭にお腹回りの筋肉の再教育を行います。その結果、先にお話しした胸腰筋膜が動き脊柱起立筋の働きによって脊柱(背骨)が安定します。
体の筋肉や骨は密接に関連してきます。他の腹筋群や背筋群の働きも助長されるため、姿勢の改善に向かっていきます。
正しい姿勢でいると、腰痛予防はもちろん、より多くの筋肉が効率よく動くため代謝量の増加につながります。
と、なってくると・・・
・・・そうです。
ダイエットにもなるんです!(^^)!
ゆるり でも姿勢の矯正の為に症状によってドローインのトレーニングを行うケースがございます。
案外、皆さん楽しんでやってくれております(^-^)
やっぱり何事も楽しんでやるのが一番ですね!
今回は「ドローイン」という1つのトレーニングを先にご紹介しましたが、
「ドローイン」も数あるトレーニングの中の1つです。
トレーニングにも様々な種類があり、今回紹介したドローインは
「コアトレーニング」に分類されます。
・コアトレーニングとは
コアトレーニングとは2000年辺りに開発され、現在では多くのプロスポーツアスリートさんが取り入れているトレーニングの事で、〃コア〃とは〃中心〃という意味で、主に背骨や骨盤などを支えている筋肉たちの事を指します。具体的な筋肉名でいえば「腹横筋」や「大腰筋(腸腰筋)」などがあげられます。これらの筋肉は身体を支えるために身体の深い部分に存在します(深筋群という)。これら深筋群を含めた体幹部全体のトレーニングを〃コアトレーニング〃と言います。
〃コア〃という言葉は職業や見解によって様々な考え方があると思いますが、医学的に考えるコア(中心)とは胴体部分の深筋群を指します。
最近ではやはり有名なのがサッカーの長友選手のトレーニング本ではないでしょうか?
長友選手は皆さんご存知の通り、とても安定感あるプレイスタイルが持ち味の日本が誇るサイドバックです。
その安定感抜群の力強さの要因は、やはり体幹がしっかりしているから。というのがまず挙げられます。
さて、では体幹部の筋肉がトレーニングによって強化されればどうなるのでしょうか?
大きく3つに分けるとこんな感じです↓↓
〇関節の回転軸の安定(特に腰椎の前後左右の運動軸が安定)
〇関節の固定性(関節を固定する構成体は骨、軟骨、関節包、靱帯、筋などがあり、その中でも随意運動が可能<自分の意志で操作可能な運動>なのは筋肉だけ、ということを最大限活用しながら自らの意志でコントロールする)
〇動作の安定(いわゆる動作中におけるブレ、崩れの防止。安定すれば動きのロスが少なくなりスピードがアップ、そしてエネルギーのロスが少なくなる分スタミナの浪費を抑える事が出来る)
少し、アスリートチックに説明しましたが、普段の日常生活でも大いに効果を発揮します!
例えば、、、
・デスクワーク時の正しい姿勢の維持。
・週1の休日のジムでのトレーニングでの効率UP。
・外回り営業で歩く際の正しいフォームの取得。
などなど。
特に!
注意して頂きたいのが〃出産後の女性〃の皆さん!!
出産時は、胎児が骨盤の中を通りやすくなるように、内分泌系の働きで(ホルモンの働きで)、骨盤の関節などを繋いでいる靱帯や関節が弛緩します。大体の方が産後、骨盤周辺の組織が緩んだ状態でお仕事に復帰したり、家事に追われたりとそのままの状態で日常生活に戻ります。すると当然の結果ですが腰痛の原因になることや、腰回りにお肉が付着したままになることがあります。
緩んだものはしっかりトレーニングして元に戻しましょう。
そのトレーニングの代表的なモノが最初に紹介したドローイン!
ドローインは呼吸法の延長としてでも行うことが出来ることからも、運動能力の有無に関係なく実施することが出来るトレーニングの1つです。
またドローインのトレーニングに慣れる事により普段の日常生活で時間や場所を問わず、簡単に行うことが出来るのも魅力です。(通勤の電車の中や、家事をしながら、お風呂に入りながら、など)
まずは、ここからでも良いので運動、トレーニングの習慣をつけてはみませんか?(^^)
[参考文献]30秒ドローイン!腹を凹ます最強メソッド(高橋書店)